昨夜、「竹田理琴乃ピアノリサイタル」に行ってきました。
まずは、本当に素晴らしいコンサートでした。
今回は10月に開催されるショパン国際ピアノコンクールへの出場に向けてのリサイタル。
なので、プログラムはもちろんオールショパン!
すべての曲に演奏家の緻密な分析、構成がなされており、はじめから終わりまで完璧なショパンの世界に浸らせていただきました。幼い頃からいわゆる天才少女だった彼女ですが、昨夜の演奏を聴き、持って生まれた才能をさらに強固なものとする、弛み無い努力、練習、経験があってこその現在の姿なのだろう、と感じました。
昨夜のプログラムは
・エチュード op.25-7
・マズルカ風ロンド op.5
・バラード 第2番 op.35
・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
・ノクターン 第8番 op.27-2
・エチュード op.10-4 op.25-5
・スケルツォ 第4番 op54
・ピアノソナタ 第2番 op.35「葬送」
アンコール ワルツ第1番 op.18「華麗なる大円舞曲」
と、大変がっしりとしたプログラム。
これでもコンクールで演奏する曲の一部、というからさすが、、ショパコン、、!!
理琴乃ちゃんは明日にも日本を発ち、現在の彼女の拠点であり、コンクールの開催地であるポーランドに戻るとのこと。コンクールはもちろん、これからのさらなる成長、活躍が楽しみです。